頭の中が忙しい

自閉症スペクトラムと付き合いながら今日も育児をがんばる日記

ごみみたいな子供服のお古問題

親戚から、子供服のお古が沢山送られてきました。
とてもありがたいのだけど、実際に着せられそうなものは3分の1くらいしかありませんでした。

3分の1は単純に私の好みではないものや、サイズが小さすぎるもの。

そして残りの3分の1は傷みが激しいもの。

洗濯を繰り返して毛玉だらけになったTシャツやゴワゴワになったフリースは、どうして捨てずに送ってきたのかな?元々高いもので捨てるのがもったいなかった?と思ってタグをみると見事にどれもユニクロでした。

わざわざ梱包して、送料を払ってまで、どうして着古した安物を送るのか。

膨大な古着の整理をしながら考えてみました。

①思い出を捨てられない
子供の成長は本当に早いので、ほんの数ヶ月前に着ていた服でも「こんなに小さかったんだ〜」としみじみすることがあります。
またお祝いなんかで服をいただくことも多いので、誰々からもらったという思い出もセットで付いてきたりします。
だから捨てるのは寂しくて、誰かにもらってもらおうと思うのかも。

②汚れに麻痺している
子供は常に鼻水やよだれを垂らしたり、食べこぼしたり、本当にしょっちゅう洋服を汚します。

それから、着せやすい服って結局限られてくるので、お気に入りは毎日のように洗濯することも。その分、短期間で毛玉や色あせが進みます。

この合わせ技で、親たちはわが子の洋服の汚れに対し感覚が麻痺してしまっているのかもしれません。


③じっくり仕分ける暇がない
子供がいると毎日の家事を回すだけでも精一杯です。その中で古着をより分ける暇が捻出できないから、とりあえず着られなくなったものはまとめてどーん!と紙袋につっこむ。

袋ごと送る。

ボロボロの服が入っていてもそこに大した意味はない。

こんなところでしょうか。

わが家としては、ワンシーズンで買う洋服の量は決めて、シーズン終わりには惜しげもなく処分できるくらいたくさん着せる。

洋服をプレゼントするときは、新品にしろお古にしろ、ブランド物だけにする。(単純に生地がよく強度があるので)

という事を気をつけて、困った贈り物をしないようにしたいな〜と考えています。

それにしても子供服ってあっという間に着られなくなるので、自治体ででリユース会をやってくれたらいいのに、なんてよく思います。だけどゴミ同然の服が集まってきたり、断りきれずに要らない服をもらう人がでてきたり、と問題も起きそうです。

実際リサイクルショップでは子供服の買取不可のところも多いです。

しかし最近とあるブログで見たのは、要らなくなった服を家の片隅でお店のようにディスプレイしておき、遊びに来た人がお客さんになったつもりで選んで持ち帰る、という方法。

ディスプレイの手間やセンスの問題はありますが、貰う側が欲しいものだけ持ち帰れるのでいい方法だと思います。

支援センターなんかでも不要な服を一括して受け付けて、スタッフがディスプレイをし、欲しい人は一点100円とかお金を払って持ち帰る、みたいな仕組みができたら上手く回るかも。

売上金で売れ残りの洋服の処分代と、スタッフの交通費くらい出せれば継続できないかなぁ…と妄想が膨らみます。