夜スマホをやめられるか問題
発達系の人って依存になりやすい気がする。
以前書いた過集中の話と似ていて、どっぷり没頭してしまうからだ。
それと、対人関係が苦手だったり、人より刺激に敏感だったりでストレスを溜めやすいことも原因だと思う。
最近困っているのはスマホ依存だ。
私は朝がとても弱い。先に子供が起きだすから無理やり起きている。
夜は22時台には布団に入っているから寝不足というわけではないけど、いかんせん眠りの質が悪い。
歯がボロボロ抜ける夢とか、子どもから目を離して怪我をさせる夢とか、しょっちゅう悪夢を見るし、月に何度か金縛りにもあう。
起きる時には疲れてしょうがなくて、首肩がガチガチだ。
夜布団の中でスマホをいじり続けてしまうせいもきっとある。
ストレスや疲れが溜まって、不安感や焦燥感が増すとますます検索魔になる悪循環だ。
そんなわけで夜スマホ対策をすることにした。
ルールはシンプルに、
何があっても21時以降スマホを見ない
これだけ。
まだまだ依存は抜けきらなくて布団に入ると、スマホで検索したい欲にかられる。
昨日の夜も寝る直前までフィギュアのロシア杯を見ていたから
「フリップとルッツってどうやって見分けるんだっけ」と急に気になって仕方なくなった。
それから、なぜか「ほのめかす」ってどう書くんだっけ…?「灰めかす」じゃないし…うわー!気になる!
いっそ起きてパッと調べてから寝た方が健康じゃないか、という誘惑に駆られたけど、「明日の朝覚えていたら調べよう!」と無理やり寝た。
実際にはもっと調べたいことが浮かんでいたはずだけど、今朝覚えていたのはこれだけだった。
しかも寝ている間に「仄めかす」という字は思い出していた。
「夜スマホ禁止ルール」を自分に課してみて、最近スマホを自分の脳の外付けハードディスク扱いしていたんじゃないかというくらい、思い出す力が弱くなっていると感じた。
検索すればすぐ出てくるもんだから、もう調べても調べてもすぐ忘れてしまっている。
何回も同じことを忘れては気になり調べて…ってどう考えても無駄だ。
気になっても調べるほどじゃないことを調べられてしまうのも、やっぱり無駄だ。
ただでさえ、考えなくてもいいことを繰り返しぐるぐるぐるぐる頭の中でこねくり回す癖がある私にとって、こんな無駄なことに頭を使う余裕なんてあるはずない。
こんな感じで、スマホ断ちはスムーズに行きそうにも思えるが、私はまだまだ自分を信用していない。
高校生の頃「モバゲー」が流行ってどハマりしてしまったことがある。
受験勉強の現実逃避も相まって、寝る前ベッドの中で携帯があっつくなっても続けていた。
今考えれば左右におっさんのマスコットを動かして落ちてくるリンゴを拾う、とかめちゃくちゃつまんないゲームなのに一晩中やったりしていた。
さすがに自分でまずいと思い、携帯の充電器を塾の観葉植物の鉢の中に隠しておいて家で充電できないようにしてようやく治った。
そんな前科があるので、戒めをこめてたまにブログに「その後」どうなったか書いていこうと思う。
ちなみにフィギュアスケートのジャンプの見分け方は毎シーズン必ず忘れては調べ直している。
運動神経が悪いから、感覚的に覚えられない。。悲しい。
たぶん来シーズンも調べるんだろうな。