学資保険に入るかどうか
子供が産まれて約半年。
そろそろ学資保険やら口座作るやら子供のお金にまつわる話題で周りも騒がしくなってきた…。
とはいえ、家計のことって考えるだけでもとても憂鬱。
家計簿なんてつけてもつけてもレシートは発生するし、夫とお金の話をしてもいつもピリッとした空気になる。逃げ出したくなる話題だ。
そうは言っても逃げられるものでもないので、ここはプロの力を借りようとソニー生命のファイナンシャルプランナーさんに来てもらうことにした。
(ソニー生命は比較的学資保険の返戻率が高いので入るならここかなと思って。)
結論から言うと来てもらってよかった!
①夫婦だけだと気まずい話題が第三者が入るとスムーズに進む
例えば収入について。今後給料がどうなっていくかの見通しがないと、いくら貯めなきゃいけないかも割出さない。でも、妻が夫に聞いてしまうと「あんたいつになったら出世するのよ?」と責めてるニュアンスが入りかねない。ここでピリッとする。
でもPCのライフプラン表に淡々と数字を入れていくプランナーさんの前では、昇給見込みだってあくまで必要な数値の1つ。嫌味も何もない。
だからうちの旦那もそそくさと会社の就業規則なるものを出してきてくれて、初めて一緒に見た。
係長になるとこのくらい年収あがるのね〜とか、私と子供の扶養手当これだけもらえてたのね〜とか、確認してる内に夫が正社員で働いてくれていることに感謝すら湧く始末。
②家計簿を褒めてもらえる
家計管理って大変な割に日の目を見ることがない。家事ってだいたいそうか。
でもプランナーさんには家計データを提出する。それをもとにマネープランを立てるわけだけど、なんだか会社の会議資料を作って提出したようやドキドキがある。
その中で、格安SIMで上手く通話料抑えてますね、とか、自動車保険もネット保険で無駄がないですね、とか、がんばって節約してるところにちゃんと気付いてもらえる。それが嬉しい。
一番嬉しかったのは、私が頭に描いていた「我が家の年間貯蓄額」がプランナーさんが割り出した「貯蓄可能額」とほとんど一致していたこと。
家事って日々褒められないというけれど、料理が美味しいとか褒められることもあるにはある。だけど「精度の高さ」を褒められて、久々に大人として仕事を認められたような感覚になった。(大げさだけど。笑)
③働きたい意欲が認めてもらえた気がする
私は主婦として過ごすのが苦手だ。どう時間を使えばいいかよくわからなくて、ぐるぐる同じことばかり考えてしまいに頭痛を起こしてしまうほど特性上向いてない。
だから一刻も早く働きたい。
でも、親世代には子供が小さいうちはお母さんが見てあげなきゃかわいそうと言われがちだし、保育園にもなかなか入れない。
働こうとする気持ちをぽきっとおられる事がままある。
でもライフプラン表を作ってもらってはっきりしたのは二馬力最強だなということだ。
私は心のどこかで「専業主婦で子育て」を苦痛に思う自分が、情けなかった。「働きたい」なんて逃げだと思っている節もある。
でもとりあえずお金という切り口で言えば、妻であり母である私が働きたいと思うことは結構プラスなんだな、と気持ちが楽になった。
家計管理だけじゃなく、家事育児ってみんなできて当然みたいになっているけど、実際手探りでおのおのがやっている。結構家ごとにやり方も違うし風通しも悪くなりがちだと思う。
臭いものには蓋をして…となりがちだけど、苦手なことこそ思い切って第三者に入ってもらうのって大事だなと思ったのでした。
とりあえず保険会社の人にとってはお客様なので褒めてくれるしね。
嫌な思いはしないで済むと思う。
ちなみに今回プランニングをしてもらった結果、うちは学資保険には入らないかもしれない。
まだ教育資金の貯め方については結論が出ていないけど、そのことはまた後日。